コーヒーのコーヒーミル(グラインダー)の選び方
こんにちは、コーヒー大好きケンタロウ(@kentaro_koga)です
いきなりですが、家にコーヒーミルはありますか?
コーヒーは家で挽いてますか?
そのコーヒーミルのせいでコーヒーの味が台無しになっている可能性があるかもしれません。
この記事ではいかにグラインダー(コーヒーミル)の選び方が大事なのかを解説していきます^ ^
コーヒーに興味がある方、もっと美味しいコーヒーをいれたい方は是非読んでみてください。
豆を挽く工程の重要性
豆を挽く工程はとても重要です
コーヒーを抽出する中で最も重要と言っても過言ではないと思います
理由は1つ、挽いた後の粉の大きさがバラバラだと、抽出する際にバラツキが出てしまい味にもムラが出てしまうからです。
つまり、
豆を挽いた後の粉にムラが少ない程よい
ということですね
- 粉の粒が大きい:抽出されにくい。コクや香りが出にくい。
- 粉の粒が小さい:抽出されやすい。雑味が出てしまう。
挽いた後のコーヒー粉の粒の大きさに違いがあればあるほど、「薄い」のに「苦い+雑味がある」コーヒーになってしまいます
- 大きい粒から抽出するのには時間がかかる。
- 小さい粒は抽出に時間を掛けすぎると雑味がでてくる。
- 結果、コクも香りも少なく雑味満載のコーヒーになってしまう。
これはどんなに良い豆を使っても同じです
どんなに高級な豆を買ってきても、コーヒーミルが台無しにしてしまう可能性があります。
なのでコーヒー豆を挽くグラインダーは「均等に豆を挽けるかどうか」がとても重要になってきます。
ここでその他の重要ポイントを2つ紹介
- 静電気の発生しにくさ
- 発熱のしにくさ
静電気の発生しにくさ
これは電動のコーヒーミルによくあることなのですが、コーヒーを挽く時に機会が静電気を帯びてしまい、コーヒーの粉が出てくる出口に粉がこびり付いてしまいます
掃除が大変になりますし、次挽く時に前回引いた粉の残りカスが新しく挽くコーヒーに紛れてしまいます。
もちろん、コーヒーを挽いていっとき経つと香りが抜けたり酸化したりして質が悪くなるので、新しいコーヒー粉に古いコーヒー粉が混ざるのは避けたいですよね
なので静電気が発生しにくいものや、静電気除去装置がついているものを買うと解決できます(高いですがww)
発熱のしにくさ
挽いてる時に熱が豆に加わってしまうと、香味が逃げてしまったり、味が変わってしまいます。
挽いている時にマシーンが発熱してコーヒーの味が損なわれるのは痛いですよね
なのでなるべく発熱しにくいものを選びましょう
コーヒーミルの種類
コーヒーミルにはいろんな種類があります
- コニカルカッター
- フラットカッター
- ブレードカッター
基本的にこの3つで、臼式には手動と電動の両方があります。
*他にもダイヤミルとかもありますがこの記事では割愛させていただきます
ではそれぞれの特徴を紹介していきます!
コニカルカッター
手動式で多いのがこのコニカルカッターです。
もちろん電動もあります。
ギザギザの金属製orセラミック製の固定歯と円錐形の回転歯でコーヒー豆を挟んで粉砕する方式のコーヒーミルです。
固定歯と回転歯の隙間の間隔を調整して粉の粒の大きさを調節します。
フラットカッター
ギザギザの歯がついた円盤が回転し、コーヒー豆を粉砕する方式のコーヒーミルです。
コニカルカッターとよく似ており、これも歯と歯の間隔で粉の粒の大きさを調節します。
ブレードカッター
一番安価で手に入るコーヒーミルです
挽く時間も短く、手軽にコーヒー豆を挽くことができます
しかし、ブレードの歯が当たるところしか豆が挽かれないので微粉が発生しやすくムラが出やすいです
特に据え置き型ですと傾けたりしてコントロールすらできなくなるので、コーヒーの味にこだわりたい人にはお勧めできません。
手動のグラインダー
よくハンドルをグリグリ回してコーヒー豆を挽いている映像を見たことがあるかと思います。
うちにも古い手動のグラインダーがあり、父親がたまにゴリゴリ挽いていました
手動ミルの良いところ・微妙なところは以下です
- キャンプ(外)で使える
- 基本的にお手頃
- オサレなデザインが多い
- 疲れる
- 時間がかかる
- 一気に沢山の量を挽けない
結構当たり前ですが、手動なので疲れますし時間が掛かります
量も一気に大量に作れるものは少ないですので、大人数には不向きですね
*HARIO(ハリオ)の手挽きコーヒーミルですと大きいのである程度の人数はいけます
*だいたい10~15gで1杯です
電力が必要ないので、キャンプやピクニックなどアウトドアでは活躍します
ミルはどのタイプでもピンキリあるんですが、電動じゃない分比較的安めの価格になります
僕が今のコーヒーミルの購入に至るまでの経緯【経験談】
コーヒーミルはピンキリなので予算に応じて色々変わってきますので一概には言えないです
なのでここで僕が今持っているコーヒーミルを買うまでの経緯を紹介します
ちなみにこの記事執筆時に使っているのは「デロンギ コーヒーグラインダー うす式 粗挽き~ 細挽き ブラック」です
僕も色々調べていましたが、結局自分の予算とニーズにあったものがなかなかわからず、買うまで時間がかかってしまいました。
ここで僕の例をあげると
- 値段は2~3万以内
- できれば電動が良い
- 挽きムラがあまりでないものが良い(コニカルorフラットカッター)
- デザインがおしゃれなもの
- 静電気が発生しにくいもの
- 音が静かなもの
最初はこんな感じでした。人生で初めて買うコーヒーミルなので贅沢しようとしていましたw
調べていくにつれて「カリタ コーヒーミル ネクストG」が完璧だったのですが、流石にいきなり3万越えのコーヒーミルは厳しいと思いやめました。
ちなみに、「カリタ コーヒーミル ネクストG」は上の希望にほとんど答えてくれる品物で値段以外はほぼ完璧でした
- 電動
- ミルの回転速度は遅めなので音は小さめ+発熱し辛い
- 静電気除去装置付き!!←最高
- フラットカッター
個人的にデザインはあまり好きではないですが、スペックは僕のニーズにぴったりでした
ただ、今回はちょっといきなり3万以上もコーヒーミルのみに使うのは厳しかったです
ということで、「次コレ買うから買うまではもっと安いもので我慢しよう」と決め予算も大幅に下げて希望も以下に変更
- 予算1万円以内
- 電動
- 挽きムラがあまりでないものが良い(コニカルorフラットカッター)
- デザインがおしゃれなもの
安くなった分のお金でコーヒー豆やドリップ用のグッズも買えるのでとりあえずこんな感じにしました
そこで見つけたのが先ほども紹介した、「「デロンギ コーヒーグラインダー うす式 粗挽き~ 細挽き ブラック」」です
なんと5,000円で上に書いた僕の希望が叶います
「「デロンギ コーヒーグラインダー うす式 粗挽き~ 細挽き ブラック」」のレビューはまた別記事で書くので詳しくは書きませんが、以下の希望が全部満たされました
- 予算1万円以内 → 約5,200円!!
- 電動 → もちろん電動
- 挽きムラがあまりでないものが良い(コニカルorフラットカッター) → 臼式のカッター
- デザインがおしゃれなもの → シンプルなブラックでオサレ
もちろん「音がうるさい」とか「静電気で粉が引っ付く」などの微妙な点もありますが、カリタ コーヒーミル ネクストGを買うまではコレで我慢できます
というか個人的に約5,000円でここまでできるのはコスパ良いかと思います
手動のミルでも1万超えるものもあるのに笑
どんなコーヒーミルを買えば良いの?
上の僕がやったように、「予算」と「希望」をまず決めてその中で妥協したり、我慢したりして絞っていくのをおすすめします
理由は、予算内で希望の物を探し出しやすいからです。
また、自分自身がどんシチュエーションで使うのかもしっかり考えておくと良いです。
以下のような色んな項目をリスト化してまとめておくと選びやすいです^ ^
- キャンプなどのアウトドアで使う
- 基本インドアで使う
- 手動で挽いている時間がない
- アパートなのでなるべくうるさくないのが良い
- 予算は全然ないけど自分で挽いてみたい
- 予算はあるからしっかり美味しいコーヒーを入れたい
- 掃除がしやすいのが良い
外で使うのに大きな据え置きの電動コーヒーミルを買わないでしょうし、朝起きて出勤前にささっと入れたいのに手動のコーヒーミルは買わないかと思います。
ググるとたくさん「おすすめのコーヒーミル」「おすすめのグラインダー〇〇選」と行ったまとめ記事が見つかります。
それらの記事にコーヒーミルのスペックも記載してありますので、自分の希望と見比べて絞っていけば良いかと思います。
大事なのは「万人におすすめのモノは無い」ということです。
ただ、高級なコーヒー豆にお金を使う前に、コーヒーミルに投資をした方が賢明なのは明白です。
なので、いきなりググって出てきたおすすめされている1位のコーヒーミルを適当に買うのではなく、自分のニーズに合ったものを探しましょう^ ^
では、良いコーヒーライフを〜
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